【ファニソフィCS】冷艶の子－Ⅱ

【ファニソフィCS】冷艶の子

こちらの投稿↑に続きまして、今回は過去のお話になります。


⚠自傷などの暴力的な表現、描写が含まれます。これ以降の閲覧は自己責任となりますので苦手な方はブラウザバックを推奨致します🙏

約一万字ほどと長くなりましたが読んでいただきありがとうございました！！


大まかな流れとしましては、

服屋に生まれる、たくさん褒められて育つ
↓
戦争が始まる
↓
軍から隊服を作るようにと店に命令が出される
↓(父と祖父が家を出て軍の施設に行く)
母と祖母は服を作り続ける
その作業の邪魔をしないように部屋にこもる
↓
軍の人間が家に押しかけて服の製作を急かすようになる
↓
不安になってパニックを起こし、自傷をするようになる

↓
しばらく時が経ち、生きたいという意思が曖昧になってきたときに母が過労で倒れる
↓
助けようとしたときに軍の人間が来る
↓
母も祖母も助けられず軍の施設へと連れていかれる
なじられる、首に傷を負わされるなどする
↓
軍の人間が孤児院に連絡し、勝手に入る運びになる
↓
反発し、院とは真逆の方向へと歩き始めその道中で死のうとする
↓
意識を失い死にかけのところを保護され、孤児院へ

といった感じです！要約すら長くて申し訳無いです！！！

以下は補足のようなもの↓

入所当初に荒れていた理由としては、孤児院に来るつもりはなく道中で死ぬつもりだったはずだったのに、というのと、先生や子どもたちなどは軍の関係者だと思い込んで警戒をしていたという理由です。

先生にはいまだに警戒心は消えはしませんが、入所当初に比べればほんの少しだけ薄らぎました

今は子どもたちを特に疑うことはしていません。ただ、入所当初の様子を知っている子には気まずさと申し訳なさのようなもので交流は避けています

母と祖母の作る料理が大好きで、その味を忘れてしまう、上塗りされてしまうのが嫌であまり食事を摂りません。
あとは先生や院への不信感もあるため、完全栄養食などの手作りではないものを好みます。野菜や果物を切っただけのものなどなら食べられます。
入所当初はとくにそれが顕著で、数日間食事を摂りませんでした。

氷見谷の性自認はかなりぐちゃぐちゃです。
自分と自分の家族を傷付けた軍の“男”と同じくくりにはされたくないし、かと言ってそいつらに馬鹿にされた“女”でもありたくない(自分は女ではない)と思っていて、どうあるのが正解なのかがわかっていません。
定められない、定めなくていい、男女というより自分は自分として見てほしいという思考があります。

自己紹介のときに自分は男だ、と言う度に自分が軍の人間に近づいていく気がしてしまって、不快感を覚えています。

家族に綺麗といわれることが嬉しい→綺麗でありたい→自分磨き→ファッション、服→裁縫
という感じです。服屋だから裁縫が好き、服が好き、という訳ではありません。


首元や太ももの露出を嫌がるのは傷跡が残ってしまっているためです。
どれだけ仲が良い相手であっても、誰にも見せようとせず、自分を鏡で見たときに傷があるのを見てその度複雑な気持ちを抱いています。

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CSといたしましてはこれで以上になります！！

誤字脱字等、何か不備がございましたらぜひ教えていただけますと嬉しいです🙇自分でも確認でき次第随時訂正します！

最後までご覧くださりありがとうございました！